泥棒に入られた! その1 防犯対策編

それはあるむし暑い夏の日の夜。
家族揃ってご飯を食べて帰ってくると・・・


家の電気があちこち付いてる?

というかよく見ると人影が動いてる??


って完全に緊急事態発生!

普段はのんびりした旦那さんですが、その時の素早さと言ったらw
この時ばかりは頼もしいその姿にあら素敵・・・と思わずうっとり

ってちがーうw

結局その後警察がきて、現場検証だなんだとかなりの時間がかかり、やっと終わった後に残されたのは荒らされた我が家という現実・・・

自分の家に文字通り土足で踏み込まれ荒らされるということの気持ちの悪さといったら。

警察の話では家中を物色した形跡があるとのことで、もう最悪な気分に。


幸い家族全員無事だったことだけが救いです。

日常生活の中ではなかなか遭遇することのない不運な出来事でした。。。


そこで問題なのはここから。

「一度泥棒に入られてしまった家は、また泥棒に狙われやすい」

って聞きますよね。

これは他の泥棒から見ても、その家が入りやすい家だということなんでしょうが・・・
当たり前ですが、もう二度とごめんですw


これは防犯対策しなければ!

早速調べてみることに。

侵入の手口について

我が家の場合、窓もしっかり閉め、ドアの鍵もかけてあった訳ですが、窓を割られて侵入されました。

実は侵入手口で一番多いのが窓から。

ちなみに次はドアだそうです。


比較的人目に付きやすい我が家。まだ少しは人が行き交う様な時間帯。

侵入された窓を見たときには「こんな人目に付くような所を?」とゾッとしましたが、侵入にかかる時間はナント10秒~3分以内と言うほど早く、音もあまり出さないというから驚きです。

やはり少しのスキも作ってはいけませんね。


防犯対策の基本として、どれだけ侵入に時間をかけさせるかという事がとても大切。

侵入するまでに10~15分以上かかる場合は、大抵の場合諦めるというデータもあるようです。

ほとんどの泥棒は下見をするなんていいますけど、つまり下見段階で

「これは苦戦するからやめよう」

と思わせるような防犯対策をしないとですね!

窓・ドア・家のまわりの対策

【窓】

  • 窓ガラスの真ん中についている鍵(クレセント)の横のガラスを割り、そこから手を入れて鍵を開ける「切り破り」
  • バールなどでガラスを大きく破壊する「打ち破り」
  • 軽量のドライバーを使ってガラスにヒビを入れ、音をださないように破壊する「こじ破り」
  • 窓ガラスをライターやバーナーで熱し、水をかけて割る「焼き切り」
  • 高層階だからといって安心してしまう「無締まり」

→簡単に貫通されない強固な防犯ガラス(2枚以上のガラスに樹脂中間膜を挟んだもの)が効果的

窓ガラスを防犯ガラスに交換すると、ガラスを破壊するのに時間がかかり、ガラス破りによる侵入が難しくなります。
防犯ガラス


→手軽な防犯フィルムを貼る

内側のクレセント周りや補助錠周りなど一定の面積をカバー。安価で取り付けも簡単です。


→補助鍵をつける

簡単に取り付けることができ、窓の上下に補助錠を設置すると、ガラスが破られクレセントが開錠されても、補助錠がつかえとなり窓を開けることができなくなります。
補助錠も開錠しないと窓が開けられないため、侵入までの時間を長引かせるのに有効な手段。


→警報ブザーを取り付ける

窓の不正な開閉や窓ガラスの振動に反応する警報ブザーを設置すると効果があります。



→外出や就寝時は全ての窓に施錠する。

ちょっとしたお買い物に出かける時や暑いからといって窓を開け放したまま寝るのは絶対にやめます。

【ドア】

  • カギ穴に特殊な工具を差し入れて解錠する「ピッキング」
  • ドアスコープをはずしたり、ドア自体にドリルを使って穴を開けたりするなどして、ドアの外側から工具を差し込み、サムターンを回して解錠する「サムターン回し」
  • 置き鍵を探し出し、その鍵を使って侵入する「置き鍵による鍵開け」
  • ドアの隙間などにバールなどを差し込み、施錠部を強引にこじあけて、ドアの錠を破壊する「錠破り」
  • ゴミ出しや近所の人との立ち話など、ほんの数分だから大丈夫と思って、つい鍵をかけないで家を空けた「無施錠」

→ピッキングされにくいシリンダーに替える

耐ピッキング性能が非常に高い世界のブランド。


→玄関扉に鍵を二つ付けるダブルロック

全ての鍵を開錠しなければならず、侵入抑止に有効。


→警報ブザーを取り付ける

ドア不正な開閉に反応する警報ブザーを設置すると効果的。


→サムターンカバーをつける

サムターン回しによる開錠を防ぐことができます。


→合い鍵を置いておかない

合い鍵を郵便ポストや植木鉢の下に置かないようにします。


→ガードプレートをつける

ドアとドア枠の隙間にバール等の工具を差し込まれドア錠を破壊されるのを防ぎます。


→丈夫なドアに替える

バールによるこじ破りやその他の破壊行為に耐えるような丈夫な材質や構造のものにすると効果があります。


→ちょっとした外出でも、必ず鍵をかける習慣をつける

鍵のかけ忘れを防ぐチャイムや自動で施錠する電子錠でうっかりをなくします。


【家のまわり】

  • 家の周りの塀や植木などで死角になっている部分が多い
  • 夜になっても明かりもともらず音も聞こえない、郵便受けに郵便物や新聞がたまっている
  • 周りが騒がしくガラスを割ったりしても音が騒音にかき消される
  • 侵入を助ける足場がある
  • 人通りが少ない、あたりが暗いなど人目につきにくい

→見通しのいい家にする

ブロック塀や植木を低くして、見通しを良くすることが肝心。
ベランダやバルコニーの腰壁も、できるだけ死角をなくします。


→留守だと悟らせない

パナソニック カラーテレビドアホン
帰りが遅くなるときは、あらかじめ電気をつけて外出するのが効果的。
また、新聞や手紙を溜めないようにします。
留守を確認するためのインターホンを鳴らすことに有効な、録画機能付きのインターホンを設置する。


→侵入の足場を作らない

バルコニーや高窓の周囲に足場になるようなものを置かない。


→センサーライトを取り付ける

光や音などで侵入者を威嚇するセンサーライトは心理的な抑止効果が大きくなります。
「カメラかな?」と思わせるようなカメラ型タイプや、多方向へライトを向けることができる複数灯タイプはより防犯効果が高まります。



こうして調べていくと我が家もいくつか心当たりが・・・。

ここで反省点をあげてみます。

泥棒に入られた時の反省点

  • 家の中の電気を消して出かけていたため、留守ですとアピールしてしまっていた
  • 侵入された窓の付近に土台になるようなものがあった
  • 侵入された窓の付近が薄暗かった
  • 割られたガラスの周辺が少し騒がしかった
  • 割られた窓は2重ロックだったのにもかかわらず1つしか鍵をかけていなかった
うーん。よくよく考えてみればわかりそうなものばかりですが、あの時は全然気づいてもいませんでした。

まさか泥棒に入られるとは思ってもいませんでしたし、実際目の前で電気が付いてて人影が見えてもまだ信じられませんでした。

自分では防犯意識がそれなりにある方だと勝手に思っていましたが、全然薄かったってことですね

もっと早くにやっておけばよかったととても悔やまれます。。。


とはいえ、肝心なのはこれからの生活を守ること。

今からでも遅くない!!

泥棒に入られないようにするための対策

まずは、割られたガラスはせっかくなので防犯ガラスにすることに。

ペアガラスなので結構出費がありますが、より強固になって安心。

ガラスにはご丁寧に「防犯ガラス」の表記もあって、試す前にやめてくれるかも?という期待もww


他のガラスも防犯ガラスや防犯フィルムをつけたかったのですが、無駄に窓の多い我が家。

全部に付けてたら出費が・・・。


そこでめんどくさがらずに2重ロックをきちんとかける癖をつけることにしましたが、危険かなと感じた窓には防犯フィルムをつけ、少し不安が残る窓には補助錠をつけることに。

そして出かけるときなどは明かりをつけるなどして、留守とわからなくなるようにしました。

あとは暗く人目に付きにくい場所にセンサーライトを置けば・・・

ふう これで一安心。


とそんな簡単にはいきません。

実際犯人と鉢合ってしまったというショックからずっと眠れない夜が続きました。

空き巣のつもりで入った泥棒も、住人と居合わせてしまいいわゆる居直り強盗に変身してしまう事例も少なくないと聞きます。

考えれば考えるほど、どんどん悪い方に考えてしまってもう手に負えない始末。


結局、もともと興味のあったセキュリティーシステムを導入することにしました。