65インチ大型テレビで快適映画ライフ

家族そろって映画好きの我が家。

いつもゴロゴロ寝転がってテレビを見ている旦那サマの姿を、カーテンを開け放って「トド展示中」の看板を出すべきか考える今日この頃です。

もちろんそんな父の背中に倣い、みんなで仲良く寝転がって映画鑑賞している姿はまるでトドの群れ見ていて微笑ましいものです。

そんな我が家では最近テレビが小さいという声がチラホラあがっておりました。
確かに最近では大型テレビも更なる大型化が進み、お値段もグンと安くなってきています。

ここはひとつ迫力ある映画ライフのため、家族の幸せのため、そう・・・場所をとる大きさとなった子供たちに押しやられてもテレビをみやすくするため(笑)テレビを買い替えることにしました。


今回はできるだけ大型でコスパのよさそうなサイズの65インチの大型テレビに狙いを定めることに。

少し前だと手が出しにくかったのですが、更なる大型化で65インチも夢ではない価格設定になってきました。
やっぱり電化製品は最新機種や新機能の型落ちが狙い目ですね。

あとは自分に必要な機能的な部分をチョイスしていきます。
というよりは、価格を抑えるために最低限必要なもの以外はついていないものを探すと言った方がいいかも?(笑)

HD/フルHD/4K/8K

解像度を表すもので、HD、フルHD、4K、8Kの順に画質がキレイになっていきます。

簡単に言うと地デジがHD、フルハイビジョン放送やブルーレイがフルHD(2K)、そしてフルHDの4倍の解像度となる4K(ウルトラHD)はBS・CSで2018年12月より開始された4K・8K放送やNETFLIX・d-TVといったVOD(ビデオオンデマンド)の一部やyoutubeでも対応している動画が増えてきました。

実際にその画質で表示するためには、すべてのものがその解像度に対応している必要があり、放送自体が対応していることはもちろん、アンテナからチューナーや分波器、ケーブルなども対応しているものを使用します。

地上波はまだ4K放送の予定はなく、HDやフルHD映像の場合でも大画面になればなるほど画質の粗さが目立つため、できるだけ高解像度のテレビにすることでたとえ最高画質で表示できないにしてもテレビの補正処理もかかってキレイな映像でテレビをみることができます。

つまり地デジのHD放送でもテレビが4KならHDテレビよりもキレイということですね。

それから、4K対応テレビと4Kテレビには違いがあって、4K対応テレビは4K画質を映すことができるテレビで、4Kテレビはチューナーを内蔵しているものを言います。




まあチューナーは後から付けることもできるので、普段何をメインに見るのか、またチューナーの値段とチューナー内蔵テレビの値段とで比較しながら選ぶといいですね。

4K/8Kについて詳しくはこちら

我が家はほとんど地上波はみることはなく、衛星放送やCS放送は全くみないのでチューナーが内蔵している必要はなし。
VODやyoutubeがメインのため4K放送の映画や動画を見る機会もあり、さらに狙っているのは大画面の65インチ。

最低でも4K対応テレビにする必要がありますね。(というか今時65インチで4Kまたは8K非対応テレビって売ってるのかな?)

HDR対応かどうか

HDRというのは従来では表現できなかった明るさや暗さを拡大して、より肉眼に近い表現にする技術のことで、よりリアルな映像を楽しむことができます。

HDRと一言でいってもいくつか種類があって、元となる映像と同じ種類にテレビが対応している必要があるのですが、HDR対応となっているものはHDR10には必ず対応しているため、元となる映像と同じ種類にテレビが非対応だった場合はHDR10に変換されるため、HDR映像として視聴することに問題はありません。

ただし、新4K/8K衛星放送についてはHLGという方式を採用しており、HLGは従来のHDRではないSDRと互換性があるため、HLGが非対応のテレビの場合は従来のHDRではない映像となり、HDR画質で見るためにはHLGに対応している必要があるので注意が必要です。

チューナーにHLGをHDR10に変換する機能がついている場合もあるのでチューナーを後付けする場合はチェックしてみてくださいね。

有機ELや液晶バックライト

液晶テレビは液晶パネルの後ろにバックライトがあり、カラーフィルタを通して映像を表現しています。

液晶バックライトにはエッジ型と直下型があり、エッジ型は上下または左右にLEDライトが設置されているため、どうしても色ムラがでてきます。



その点、直下型は全体にLEDライトが設置されているため、エッジ型に比べて色ムラが軽減されます。



また、液晶バックライトを部分的に制御するエリアコントロールがついている場合は、明暗をエリアごとに制御することによってくっきりとした映像を表現することができます。
LEDライトの配置上、直下型バックライトの方が効果が高いといえますね。

それから、パネルの種類にVA方式とIPS方式というものがあります。
VA方式は正面から見た場合に高コントラストとなりますが、横から見た場合は白っぽくなってしまい、IPS方式は横から見た場合に白っぽくなりません。

この辺は設置する場所をあらかじめ決めておいて、正面からみるのか、斜めからみる機会が多いかを踏まえて検討する必要がありそうですね。

一方有機ELテレビは、有機パネルそのものが発光する自発光方式のため、画素ひとつひとつが光るというイメージです。
超薄型で、液晶バックライトの黒を表現する際に光が若干もれてしまうという問題がなく完全な黒を表現することができ、正解なカラーで高コントラストな映像を表現することができます。



ただし、部屋が明るい場合は輝度の高い液晶パネルの方がきれいにみることができます。

有機ELテレビも最近では随分と価格も下がってきて、手が届きそうではありますが、やっぱりちょっとお高めではありますね。

液晶テレビも有機ELテレビも長所と短所があるものの、やっぱり映像にこだわりたい、暗めの部屋で見るという場合は有機ELテレビを、居間などの明るい部屋で見る、価格を抑えたい場合は液晶パネルにするといいかも。

壁掛け設置対応かどうか

最近のテレビは本当に薄くなりましたよね。
ただ、どんどん大型化が進んでその大きなテレビを支えるためのスタンドがとにかく大きくて場所をとります。

せっかくスリムになっても大きなスタンドのせいで、薄型ラックに置こうと思っても奥行きが足りなかったりしてしまうことも。

我が家でも65インチテレビを購入したら、もう1台を壁掛け設置しようと考えています。

本当は3台リビングに配置予定で、1台は従来通りスタンド方式でラックに設置、1台はスリムなテレビスタンドラックに壁掛け方式で設置、そして最後の1台が壁掛けという計画でしたが、既存の1台がなんと壁掛け用のネジ穴がない!

その時は壁掛けするつもりがなくても、後から気が変わった時のことを考えるとネジ穴はあったほうがいいですよね。

壁掛けするためには、壁などに金具を設置しますが、テレビ側にも金具を取り付ける必要があります。
そのため、テレビ側に工具を設置するためのネジ穴(4つ)が必要となります。

壁側に設置する金具も色々種類がありますが、壁掛け金具用のVESA規格というものがあり、ネジ穴の間隔を100×100や200×100などの規格に合わせて作られているものを採用しているものが多いので、テレビがVESA規格に適合するかあらかじめ確認しておきます。

時々独自のネジ穴配置となっているテレビがありますので、そういった場合はメーカー純正の壁掛け金具を利用します。

我が家のようにそもそもネジ穴がないなんてことはほとんどないとは思いますが、そうならないようしっかりチェックしておきましょう。

また、壁掛け設置する気はない人も、置こうとしているラックとテレビスタンドの大きさをチェックしておくと安心ですね。

スマートTV

スマートTVとはAndroidTVのようなインターネットに接続してウェブサイトを閲覧したり、HuluやU-NEXTなどのVODで映画をみたり、youtubeで動画をみたりできる機能があるものです。
テレビのリモコンで操作するだけなので、とても簡単に利用することができます。

この機能がない場合はFire TV StickやChromecastなどのストリーミングデバイスを用意することで代用可能です。
価格もお手頃で、普通に買っても4K非対応なら5,000円弱、4K対応のものでも6,000~10,000円弱もあれば買えるのであまりスマートTVにこだわる必要はないかもしれません。

外付けHDD・USB

今まで一度も録画機能たるものを利用したことがない我が家にはあまり縁のない話ではありますが、外付けHDDやUSBなどの録画機能や見たい番組が重なってしまった場合のために同時録画できるチューナーの数をチェックしておくといいですね。

日本製か海外製か

日本製、海外製と簡単に言いましたが、要は日本のメーカー品を選ぶか、海外のメーカー品を選ぶかということですね。




昔と違って現在では海外製品も品質が向上して、今や国産黒物家電は苦戦を強いられています。

日本製といえども、すべての部品が国産品で作業工程すべて日本人が行うというわけではないため、日本のテレビと海外のテレビの違いについては企画から完成までの要所ようしょで日本人が関わっているかどうかだと思います。

これについてはアパレルを例にした場合に、同じ中国製の服で日本の企業が作ったものと中国の企業が作ったものとで比較した場合にわかりやすいですよね。

ただ日本製はとにかく高い!
色んな便利機能なんかもあったりして親切なのはいいのですが、必要ない機能なんかもあったりするうえにコスパが。。。

ワンランク上の型でもお値段が安く済んでしまう海外製はとても魅力的です。

結局のところ日本製、海外製については好みになってくると思います。

日本では家電製品は日本製じゃないと嫌だと思っている人も多くみられますし、日本企業を応援することはとてもいいことだと思います。
こだわってたつもりはなかったのですが、ふと我が家を見渡してみると、テレビもモニターも日本製ばかり(笑)

また、海外製テレビについても十分満足のいく品質となっています。

どちらも当たりはずれがあることには変わりはないですが、海外製品のほうが多い印象はあります。
そういった場合もメーカー保証なんかもわりと長く設定されていたりもしますので修理や交換をしてもらえます。(まあめんどうではありますが)

予算や機能はもちろん、欲しいと思えるものを選ぶことが大事ですね。

TCL 65C601Uを購入

我が家が欲しいのは65インチテレビ。
大きさ的に4Kでも8Kでもあるサイズですが、8Kはかなーりお高め。

これ以上大きなサイズなら8Kにするべきなんでしょうが、ギリギリ4Kでいけると思われるので今回は4Kにすることに。

4Kチューナーについては衛星放送はみないため必要ないので、4K対応テレビで問題なし。

明るい居間に置くのと、価格も抑えたいので液晶テレビに。

スマートTVについては、VODメインの我が家はあったほうがいいものの、これまでchromecastで視聴していたため、この辺はなくても4K用のデバイスを購入するのでOK。

HDRやHDCP2.2(著作権保護のための規格)は4Kとセットみたいなものなので確認はしますが大抵はついているはず。

あとは日本製か海外製かは特にこだわりはないため、今回はコスパ重視の海外製にしようと考えているので・・・

TCL 65C601U 君に決めた~!!



Amazonの場合49インチ以上のテレビは組立・設置が無料のため、Amazonで購入することにしました。
今回引き取ってもらうものはなかったのですが、引き取りは有料となるようです。

実際に65インチテレビを使用した感想

やっぱり65インチくらいになると大画面を実感します。
慣れると特に何も思わなくなってくるのですが、他所でテレビを見る機会があるととても小さく感じます。

画質も十分キレイで、4K視聴用テストのような動画を流してみるとすごくキレイです。
4Kではない画質についても今までよりキレイに表示されていますし、地上波はほとんど見てはいないのですが、こちらについてもこれまでよりキレイに表示されてるんじゃないかなと思います。

しばらくこのTCL 65C601Uで慣れてから、子供の部屋のフルHD40インチを見るとかなーり画質が粗く感じますので、やっぱり目が慣れてくると元の画質には戻れなくなるんですね。

それから、TCL 65C601UにはスマートTVはないため、4K用のストリーミングデバイスを購入しました。
前回はChromecastを使用していましたが、今度はリモコンで直接操作できるFire TV Stick 4Kにすることに。



お値段もChromecast Ultraよりお値打ちになっています。

テレビと連携できるため快適に使用しています。

ただ、TCL 65C601Uはハーフグレアだと思うのですが、光ががっつり映り込みます。
画面が大きい分、これまで映り込まなかった対角にある小窓がしっかりと映り込んでしまい、シーンによっては昼間はみにくくなる部分があります。

普段は昼間あまりテレビをつけることもないのでいいのですがちょっとだけ残念。

とはいえ、このコスパは最高です。
今回のお買い物は大満足の結果となりました。


普通にテレビといっても機能は様々です。
自分に必要な機能とコスパを検討しながらできるだけお得にゲットしたいですね。