改めて自動お掃除ロボットの便利さを痛感した今日この頃。
やっぱり自動でお掃除してくれるというのは本当に最高です。
ところがある日、お友達からアイロボットでブラーバとブラーバジェットなる自動床拭きロボットがあるという情報が。
床拭きといえば、掃除機よりさらにめんどくさい作業。
ところが我が家には愛しのペットがいるためしないわけにもいきません。
掃除機も床拭きも自動でしてもらえたら床掃除とは完全に決別できる!
グータラ主婦の私としては願ってもいないこの情報に心が躍ります。
早速ブラーバとブラーバジェットのどちらにするべきか比較検討することにしました。
ブラーバとブラーバジェットの比較
ブラーバもブラーバジェットも床拭きをしてくれるということ自体に変わりはありません。ただ、ルンバのように段々機能が上がっていくといった機種の違いというよりは、使用用途別で機種が分けられているという印象なので、ライフスタイルに合わせた選び方になってくると思います。
主に異なる点としては、
- 大きさ
- 掃除能力
- 掃除範囲
- クリーンパッド
- 価格
があげられます。
ブラーバとブラーバジェットの大きさの違い
大きさ=小回りが利くかどうかということになりますので結構重要な部分ですよね。- ブラーバ:幅24.4cm×奥行き21.6cm×高さ7.9cm
- ブラーバジェット:幅17.8cm×奥行17.0cm×高さ8.4cm
大きさはブラーバジェットの方が小回りが利いて使いやすいということになります。
狭い場所や邪魔する家具がなさそうな場合はブラーバ。
ダイニングテーブルセットのような足が障害物になりそうな家具配置や、トイレなどの狭い空間もお掃除したい場合はブラーバジェット。
といったところでしょうか。
ブラーバとブラーバジェットの掃除能力の違い
やはりお掃除力は一番気になるところ。せっかく掃除してもらうならよりキレイになるに越したことはありません。
ブラーバもブラーバジェットも清掃モードがあって、ブラーバは2タイプ、ブラーバジェットは3タイプとなります。
清掃モードの切り替えについては、ブラーバはスタートする時に押すボタンがモードによって分かれているので使いたいモードのボタンを押す、ブラーバジェットはパッドの台紙で自動判別となっています。
- ブラーバ:ドライモード・ウェットモード
- ブラーバジェット:ドライモード・ダンプモード・ウェットモード


ウェットモードは水拭で同じ場所を3回ずつ拭いて進んでいきます。

聞きなれないダンプモードというのは、水拭きで同じ場所を2回ずつ拭いて進んでいくので、ウェットがしっかり水拭きでダンプが軽い水拭きといったところでしょうか。
こうしてみると、ただダンプ機能がついてるかいないかの違いかと思いきや、ブラーバジェットはダンプモード・ウェットモードの時にクリーニングヘッドを振動させながらお掃除するという機能があるため、よりきれいにお掃除してくれるそう。
お掃除能力はブラーバジェットが上のようですね。
ちなみに、ブラーバとブラーバジェットのウェット(ダンプ)モードの場合の水の出し方には違いがあって、ブラーバはクロスに染み出させるのに対して、ブラーバジェットは前方からピューっと水を出します。
前方に物がないことを確認しているので、家具にかけられたりすることはないです。
あまり家にいない、またはあまり汚れることがない場合はブラーバ。
小さい子やペットがいるなど汚れやすい環境だったり、めちゃめちゃ床をピカピカにしておきたい場合はブラーバジェット。
といった感じですね。
ブラーバとブラーバジェットの掃除範囲の違い
ブラーバ・ブラーバジェット共にパッドをつけたり、また水拭きとなった場合はタンクに水を入れる必要があるため、そこだけはひと手間必要です。つまり何度も稼働させるということはそのひと手間がふた手間になってしまうということ。
手間は削れるものなら出来るだけ削っておきたいものです(笑)
- ブラーバ:ドライモード56畳・ウェットモード20畳
- ブラーバジェット:ドライ&ダンプモード15畳・ウェットモード12畳
ウェットモードで約1.6倍、ドライモードにいたっては約3.8倍ほどブラーバの方がお掃除範囲が広いです。
ブラーバジェットは小さい分、しっかりお掃除できるとなるとやっぱりパワーが持たなくなるんですかね。
フローリング部分が広く、何度も動かしたくない場合はブラーバ。
フローリング部分が少なかったり、何度も動かすのは全然平気な場合はブラーバジェット。
ブラーバとブラーバジェットのクリーンパッドの違い
使用する時には毎回パッドをつけるわけなのですが、パッドには洗濯ができるタイプと使い捨てタイプがあります。共通することは、清掃モードによって付けるパッドが異なるということ。
つまりブラーバは2種類、ブラーバジェットは3種類になります。
装着については、

ブラーバの場合は水拭きの場合はあらかじめ湿らせる必要があります。

ブラーバジェットはワンタッチで簡単に装着できます。
水拭きの場合の水を入れる場所は、
- ブラーバ:パッドに湿らせたクロスを付ける前にパッドに水を入れる
- ブラーバジェット:本体に直接入れる
ここで大きく異なる点は、使い捨てパッドについて。
ブラーバは市販のクイックルワイパーのようなものも装着できるのに対し、ブラーバジェットは台紙と一体型となっている専用の使い捨てパッドしか装着できません。
これは使い捨てパッドメインで使おうとすると、日常的なコストにも関わってきますね。
ブラーバジェットは互換品を使ったり、ひと手間かけたりすることで一応使えはしますが、それも含めてパッドの詳細やコスト、代用品などについては別の記事にまとめました。
使い捨てパッドに市販のシートが使えるとなると、そのお手軽さから購入の決め手となる人は多いようですが、ここでは装着できるできない以前に、使い捨てシートがどれくらい役に立ってくれるのかを考えていきます。
まず、ブラーバジェットについては完全に純正品のパッドになるためお掃除範囲を掃除できるものと思われます。
ダンプモード・ウェットモード用のパッドには洗浄剤が含まれているため、汚れをしっかりと落としてくれます。
ただし、価格が10枚950円と1枚あたり95円もするのがかなりのネックとなります。
続いて、ブラーバに市販のシートを装着した場合について、有名なクイックルワイパーを例に挙げてみます。
クイックルワイパー公式によりますとドライシートの場合で、
●使用の目安はシート1枚(両面)で6畳のお部屋を10~12回です
*砂や土等の重いホコリや、量が多すぎると、とりきれないことがあります。
ウェットシートの場合で、
●使用の目安は、シート1枚(両面)で約15~20畳です
ということなので、片面でドライシートが30~36畳、ウエットシートが7.5~10畳分お掃除できるということになります。
つまりひっくり返して両面使うのであれば、ドライシートの場合はお掃除範囲をしっかりカバーできますが、ウェットシートの場合はひっくり返しても半分も行かない時点で乾いてしまいます。
そもそもいつひっくり返すのという話になってきますしもちろん手間もかかります。
そうなってくるとお掃除範囲の広いブラーバにわざわざ市販のシートをつけて掃除する意味が薄れてきますね。
ただし、コストはブラーバジェットの純正使い捨てパッドの半分~3分の1ほどと随分現実的な価格になってきます。
それに乾拭きなら片面30~36畳でもブラーバジェットの倍の範囲をお掃除できますね。
クリーンパッドについては、
乾拭きメインで市販の使い捨てシートを使用したい場合はブラーバ。
普段洗濯可能なパッドを使用して面倒な時だけ使い捨てパッドにする場合はブラバジェット。
ちなみにまだルンバを持っていないから、ドライとウェットで床掃除と床拭き一石二鳥大作戦はどうなのかと気になる方は多いと思います。
実際私のお友達にもそういった使い方をしている人がいますが、少人数で暮らしていたり、あまり家にはいないといった環境で、掃除機がけは面倒だからクイックルワイパーでホコリ取りしている、といった場合なんかにルンバの代わりにブラーバを使用するという手もあります。
ただ、毎日ルンバで掃除していても毎回ゴミの量が結構あることや、ルンバには自動充電&スケジュール機能のような毎日の手間を省ける機能が充実していることを考えると、あくまで掃除機は掃除機、床拭きは床拭きと分けたほうが、結局のところ手間もかからずキレイを保てるのかな~とは思います。
ブラーバとブラーバジェットの価格の違い
どこで購入するかによっても価格は異なってきますが、リンク
リンク
リンク
となっています。
思ったより安くてテンションあがっちゃいますね。
その他
充電に関しては自動ではないためルンバのように勝手に帰ってきて充電してくれるということはありません。※ブラーバジェットm6は自動で充電
スタート地点に戻ってくる機能はありますが、
ブラーバの場合は充電スタンドに、

ブラーバジェットの場合はバッテリーを外して充電器に自分で充電してあげる必要があります。
まあどちらも使用後はパッドを取り外したりしますから自動充電機能は必要ないということなんでしょうか。
他にもアプリを使ってスタートするような機能なんかもありますが、使用前に電源を自分でつけてからブラーバならパッドを、ブラーバジェットならさらに充電バッテリーもあらかじめセットしておく必要があり、もうその時にスタートボタンも押せばいいだけという理由からあまり必要ないのかなと思います。
あと音は静かですが、ブラーバジェットが水をピューっとかけるときに汲み上げている音が結構大きいです。
まとめ
ここまで見てきた通り、ライフスタイルによって必要な機能も随分と変わってきます。簡単にまとめると、
ブラーバがオススメな人
- 狭い場所や邪魔する家具がない
- あまり家にいない、またはあまり汚れることがない
- フローリング部分が広く、何度も動かしたくない
- 乾拭きメインで市販の使い捨てシートを使用したい
ブラーバジェットがオススメな人
- ダイニングテーブルセットのような足が障害物になりそうな家具配置や、トイレなどの狭い空間もお掃除したい
- 小さい子やペットがいるなど汚れやすい環境だったり、めちゃめちゃ床をピカピカにしておきたい
- フローリング部分が少なかったり、何度も動かすのは全然平気
- 普段洗濯可能なパッドを使用して面倒な時だけ使い捨てパッドにする
似ているようで似てないので悩みどころではありますが、ライフスタイルに合わせてチョイスしたいところですね。
我が家ではガッツリ水拭きをしてもらいたいのですが、ブラーバジェットにすると使い捨てシートのコストが高いうえにお掃除範囲の問題が。
公式サイトのアンケート結果にも、使用しているモードは水拭きという方が82%ということで、やっぱり我が家も水拭きオンリーになりそうな予感。
やっぱりしっかりお掃除してもらうことに妥協はできません。
おサボりするためのコストはあまりかけられないため、諦めて洗濯パッドに複数回稼働することに腹をくくります(笑)
ブラーバジェット、君に決めた~!
リンク
ブラーバジェット240を実際に使った感想
我が家のルンバ876とブラーバジェット240を並べてみた写真です。
見ての通り大きさは随分と異なるため、ルンバが入れないエリアもスイスイお掃除してくれます。
細かい部分もお掃除してくれますが、大まかな動きは規則正しいため、お掃除したエリアとしてないエリアもわかりやすく、複数回稼働もしやすいです。
パッドを洗濯するのが面倒だったので、ちょっとお値打ちな他社互換パッドをたくさん購入して、たまってから一気に洗濯して回しています。
パッド代はちょっと痛手ですが、これで断然楽になりますし、本体価格も安いので問題なしです。
それから、ルンバは100%充電器に戻ってきてますが、ブラーバジェットはたまーにどこかで力尽きてスタート地点に戻っていない場合があります。
ウェットモードオンリーでの使用のため、パッドが濡れているのにそのままにすると床が大変なことになってしまうので、忘れないようにしっかり確保しましょう(笑)
ブラーバジェットとの素敵な出会いのおかげで、いつもキレイで裸足が気持ちのいい我が家になり、床掃除と完全に決別することができました。
本当にありがとうブラーバジェット。いつまでも長生きしてね(笑)