ピカピカ革靴磨き

家では毎日パンツ一丁で過ごす旦那サマ。

来客があった時には慌てて上着を羽織ったりするわけですが、私はむしろ


上着ではなくズボンをはいたらどうなんだろうw


と疑問に思うこともしばしばwww

そんなお茶目な旦那サマも、いざ仕事着に着替えればキリリと変身。

何度見ても凛々しい姿で思わずうっとり・・・したりしなかったりwww


さて、そんな旦那サマの職場には身だしなみについて規則があります。

まあ規則あるなしに関わらず、身だしなみは大切なんですけどねw


その中には当然、毎日履いている革靴も含まれます。

お仕事のお供なワケですから毎日ピカピカにしておきましょうということですw


ところがこの靴磨き、綺麗にするという目的なら普通にできますが、


ピカピカにする!


となるとなかなかコツがいります。

毎日のことですから、あんまり手間がかかっちゃうのも困りますし、かといって家族のために日々頑張っている旦那さんのためにもやらないワケにもいかないw


そこで今回は、この靴の磨き方についていかに簡単に手早くピカピカ仕上げできるかを追求していきたいと思います。


目指せ!靴磨き職人!!←主旨がズレてるw

革靴磨きの手順




まるでショーを見ているかのような靴の磨き方でしたが、この数分間の間にかなりの工程がありました。


一連の流れとしては
  1. ブラシをかけて汚れを落とす
  2. 綿の布にリムーバーをつけて汚れを落とす
  3. ブラシにクリームをつけて磨く
  4. ブラッシングする
  5. 綿の布を使って余分なクリームを落とす
  6. 湿らせた綿の布にワックスをつけて磨く
  7. 水をつけたブラシで磨く
  8. 綿の布に水を含ませて磨く
とまあこんな感じ。

作業工程と道具多すぎ!!

そもそも3と4のブラシなんて靴の色に合わせて用意しないといけないし、クリームにリムーバーにワックス、布もいくつかいるし・・・
そうか!道具箱買わなきゃ!!

ってちがーうwww

これ、数分で終わってましたが、実際に両足分やると結構な時間がかかったりしますw
普段履く靴なワケですから、雨の日もあり風の日もあり・・・状態は様々。

丁寧にやるのはいいことなんですけど、めんどくさいので毎日そこまで時間はかけられませんw
かといって仕上がりにあまり違いがあっても困ります。
そこで、毎日やることと、月に1度やること、好きなタイミングでやることに分けたいと思います。

革靴のお手入れ -毎日やること-

全体的な流れを変えずに、一部の工程を省きます。
  1. ブラッシングして汚れを落とす
  2. 汚れがひどい時は、綿の布にリムーバーをつけて汚れを落とす(ひどくなければ省略でw)
  3. ブラシにクリームをつけて磨く(これも2をやってない時は省略しちゃいます)
  4. 湿らせた綿の布にワックスをつけて磨く(履きジワのところに入れるとひび割れを起こす場合があるのでつま先とかかとを中心に)
  5. ブラシに水を含ませて磨く※ピカピカ鏡面磨きにする場合は状態に合わせて4と5を繰り返す
  6. ストッキングで仕上げ磨き

必要な道具

<ブラシ>

それぞれ違うものを用意します。

馬毛・豚毛と2種類ありますが、馬毛は柔らかく豚毛はしっかりしているのが特徴です。
どちらをどのタイミングで使うかは人によって色々な意見があるようですが、個人的には仕上げは馬毛、それ以外は豚毛がいいと思います。

・汚れ落とし用

コロンブスの豚毛100%ブラシ



・クリーム用

コロンブスのジャーマンブラシ



・仕上げ磨き用

サフィールの馬毛100%ブラシ


サフィールは世界中のハイクラス・アッパークラスに愛されるフランス発の高級シューケアブランド。
とても使いやすくて気に入ってます。

<リムーバー>

M.モゥブレィのステインリムーバー


M.MOWBRAY(M.モゥブレィ)は、ヨーロッパの伝統的製法とノウハウを継承する高級シューケア用品ブランド。
特長は優れた浸透性により潤いと栄養を与え、靴を長持ちさせる品質。
靴用クリーナー本来の目的を果たす、水性で皮革にやさしい汚れ落ち抜群のクリーナーです。

<綿の布>

着れなくなった洋服などを切って使ってます。
動画にもありましたが、人差し指と中指にキッチリ巻いて固定するとやりやすいです。

<クリーム>

M.モゥブレィのシュークリームジャー


複数色揃えるのはちょっと・・・という方はニュートラル(無色)をチョイスするといいかも。
ただ黒は色を入れたくなっちゃいますよねw

<ワックス>

KIWI 油性靴クリーム


ピカピカ仕上げといえばやっぱりKIWI。
定番はやはりコレ!

さらに光沢がでるパレードグロスというものがあります。
USA版パレードグロスの方が色にコクがあってより光ると言われていますが、無色はありません。
ちなみに旦那サマのお仕事用の靴はコレで仕上げています。

KIWI USA 油性靴クリーム パレードグロス


<ディスペンサー>

欠かせないのがコレ!動画にもありましたね。
ハイシャイン ディスペンサー


以前はワックスのフタに水を入れてやってましたが、毎回面倒なのと水が布に付きすぎちゃったりしてとても不便><
これは適量だけ含ませることができてとても便利なので重宝します。

<ストッキング>

もちろん履き古し。
専用の磨き上げ用クロスなんかも使ったりしましたが、ストッキングでも仕上がりはあまり変わらない気がしますw


鏡面磨きは慣れるまでは意外と時間もかかって苦戦する工程。
コツとしては薄く何度も繰り返す、水分を少なめにするって感じですね。
慣れてしまえば全体の工程、5・6分くらいで終わっちゃいます。

革靴のお手入れ -月に1度はやっておきたいこと-

いつものお手入れを省略せずにプラスαのメンテナンスをします。
  • いつものクリームの代わりに、栄養価の高いクリームを使う。
  • 綿の布で靴底にクリームを塗る。

必要な道具

Saphir Noir(サフィール ノワール) スペシャルナッパ デリケートクリーム


靴が疲れて革の張りがなくなるのを防ぎます。

M.モゥブレィソールモイスチャライザー


靴底のケアによって水の浸透を防ぎ通気性を維持します。

大切な靴を長持ちさせるためにもメンテナンスはかかせませんね。

靴のお手入れ -好きなタイミングでやること-

忘れてはいけないのが靴の中のケア。

靴の状態や自分の時間の都合に合わせて行います。

必要な道具

<消臭・除菌スプレー>

靴・ブーツ用除菌消臭スプレーAg+



清潔に保つために、乾く程度にスプレーします。

<中敷>

コロンブスバーマフレッシュライナー


毎日変えて洗っています。
中敷は出張用の分と合わせて8組くらい用意しているので、できるだけお値打ちなものに。
これならダメになったらすぐ交換できますしねw

<除湿>

シューズ用湿気トリ AY-1008


一晩乾燥させます。
我が家ではコンセントに挿して再度乾燥させることのできるものこちらを使用してます。
乾燥する時期は色で分かるのでとっても便利。
なければ新聞紙をたくさんつめて代用しちゃいましょうw

<シューツリー(シューキーパー)>

LifeValueオリジナル木製シューキーパー


翌朝シューキーパーを入れて1日以上休ませます。
湿気を吸収してくれるので木製のものがお勧めです。

靴は1日履いたら1日は休ませるのが長持ちの秘訣だそう。
この際旦那サマの今日の気分は無視してうまくローテーションしましょう(笑)

<エアウォッシュ>

アクア  ドラム式洗濯乾燥機

週に1度洗濯機で20~30分程エアウォッシュしています。
これは、SANYO電機のAQUAという洗濯機についている機能で、水洗いできないモノを、空気(オゾン)のチカラで除菌・消臭し、シミや汚れを分解するというものです。
我が家はドラム式ですが、従来のタテ型水流式の洗濯機にもついているようです。



若干面倒な気もするかもしれませんが、慣れてしまえば靴磨きと中のケア合わせても5分もあれば出来るので毎日やってると意外に気にならなくなってきますw
ちなみにカバンやお財布などの革製品も同じようにお手入れできます。
きちんとお手入れしておけば気持ちもいいですし、それに長持ちするので経済的。

何より旦那サマにいい顔できちゃいます(笑)
喜んでもらえますしね。

ぜひ一度お試し下さいませ。